インストール手順
プラグインをインストール
ダウンロードしたファイルを解凍すると、「plugins」と「mt-static」の2つのフォルダができます。
これらのフォルダを、Movable Typeのインストール先ディレクトリに丸ごとアップロードします。
そして、「plugins」→「MailForm」ディレクトリにある「mt-mail-form.cgi」のパーミッションを705等に変更して、実行可能にします。
インストール後にはじめてMovable Typeにログインする際には、データベースのアップグレードのメッセージが表示されます。
画面の指示に従って、データベースのアップグレードを行います。
なお、インストールしただけでは、まだメールフォームを使うことはできません。
サンプルテンプレートのインストールや、メールフォームの設定などの作業が必要です。
メールフォームプラグインには、サンプルのテンプレートセットを同梱しています。
ごく基本的なメールフォームで良ければ、このサンプルをそのままご利用いただくのが簡単です。
テンプレートセットの内容
メールフォームプラグインでは、以下の7種類のテンプレートを組み合わせて、メールフォームを動作させる仕組みを取っています。
テンプレート | 内容 |
メールフォーム | ユーザーが最初にアクセスするメールフォームのページのテンプレートです。 |
送信確認 | メールフォームで「確認」ボタンがクリックされたときに表示するページのテンプレートです。 |
送信エラー | メール送信の際にエラーがあったときに表示するページのテンプレートです。 |
送信完了 | メールの送信が完了したときに表示するページのテンプレートです。 |
メールフォーム共通部分 | メールフォーム/送信確認/送信エラーのテンプレートで共通な、メールフォームの本体部分のテンプレートです。 |
メール本文 | 自分宛に送信されるメールの本文のテンプレートです。 |
返信メール | メールを送信してきた人に自動返信する際のメールの文章のテンプレートです。 |
テンプレートセットのインストール
まず、メールフォームを使いたいウェブサイトまたはブログのメニューで、「メールフォーム」→「サンプルテンプレート」を選びます。
すると、各テンプレートの名前等を決めるページが表示されます。
以下の各項目を設定して、「インストール」のボタンをクリックします。
項目 | 内容 |
テンプレートセット |
以前のテンプレートセットは全て廃止し、MT7/8用に最低限の要素を実装したテンプレートセット(Mont-blanc)を作成しました。 以下の3種類のサンプルテンプレートセット選びます。 |
メールフォームテンプレートの名前 |
個々のテンプレートにつける名前を指定します。 テンプレートセットを2つ以上インストールする場合は、それぞれのテンプレートセットで、テンプレート名が重複しないようにする必要があります。 |
メールフォームの出力ファイル名 | メールフォームは静的なHTMLファイルとして出力されます。 そのファイル名を指定します。 なお、送信確認/送信エラー/送信完了の各ページはCGIで動的に出力しますので、ファイル名は指定しません。 |
インストールが完了すると、以下の画面のようにインストール結果が表示されます。
実際のテンプレート名と保存先
メールフォーム関連のテンプレートをインストールする際には、テンプレート名の先頭に以下の接頭語をつけて、メールフォーム用であることを示すようにしています。
テンプレート | 接頭語 |
メールフォーム | mail_form: |
送信確認 | mail_preview: |
送信エラー | mail_error: |
送信完了 | mail_post: |
メールフォーム共通部分 | mail_common: |
メール本文 | mail_body: |
返信メール | mail_reply: |
メールフォームテンプレートは、インデックステンプレートとして保存します。
また、残りのテンプレートは、テンプレートモジュールとして保存されます。
テンプレートの一覧のページを開くと、「mail_form:メールフォーム」のような名前で、メールフォームの各テンプレートが保存されていることが分かります。